トイレが怖い2歳児に試した「楽しい空間づくり」

2歳の息子のトイレトレーニングを始めたときのことです。

おむつを自分で脱ぐほどトイレに関心を持っていたのに、いざトイレに誘ってもなぜか中に入るのを極端に怖がっていました。
こちらが「大丈夫だよ」と笑顔で入って見せたり、壁にシールを貼って楽しい空間にしてみたりと、いろいろ工夫をこらしてみたものの、頑なに入り口で立ち止まったまま。

そんなある日、またトイレの前で押し問答をしていた最中に、息子が突然リビングに向かってダッシュ。何か嫌な予感がして後を追うと、彼は部屋の真ん中でうんこ座りの体勢に。
あわててお風呂に走り、洗面器を持って戻ったときにはもう遅く、そこには立ち尽くす息子と、その横に立派な“成果”が鎮座していました。

それを指さして「あーあ」とつぶやいた息子に、「いや、こっちがあーあだよ…」と脱力して返したあの瞬間。今思い出しても、ちょっと笑えてちょっと泣けてくるような思い出です。

その後も失敗は何度も繰り返しましたが、補助便座を使ってのトイレには次第に慣れていき、今ではほとんどトイレでうんちができるように。
まだ夜のおねしょとは格闘中ですが、あの頃の苦労を思うと大きな前進です。

こうして少しずつ「できること」が増えていくたびに、息子の成長を実感します。
そしていつか本当に親の手を離れていくのだと思うと、うれしさとさみしさが入り混じった気持ちになります。


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